門馬美沙希ちゃんからのお便り
奈良国際バレエ工房の皆様
ご無沙汰しております 門馬美沙希です
もうすぐワガノワでの生活が終わりますが充実した日々を過ごすことができております
最近サンクトペテルブルクは大分暖かくなりとても過ごしやすく、日本でいうと春くらいな暖かさです。
また先月の戦勝記念日には船に乗って花火を観ました。
ロシアは今の時期、夜でも明るいので日本とは違った花火みることができ、貴重な体験になりました。
4月にあったテストまでの期間は毎日とても練習がハードで一つ一つのコンビネーションを何回も繰り返し練習して身体に叩きこんだのでいかに繰り返す事が大切なのかがわかりとても勉強になりました。
5月のエルミタージュの留学生公演ではドンキホーテ3幕のパドドゥとモダンの作品を踊らせて頂き、
その2週間後のチャリティ公演でもエルミタージュでドンキホーテを踊らせて頂きました。
あの素敵な舞台で踊れてとても幸せでした。
またユリア・マハリナ先生にご指導頂き、先日行われました、「モスクワ国際コンクール」のパドドゥの部門で出場させて頂きました。
シニア部門での出場で他の出場者の方は皆バレエ団で活躍している方たちばかりだったのでとても良い刺激を受け、舞台裏のウォーミングアップなどいつもの客席からだけではなく、舞台への気持ちの作り方や、魅せかたを間近で見て感じることができました。
残念ながら1ラウンドしか踊れませんでしたが出場に向けて、パドドゥを3曲、振り付けて頂いたモダンを1曲、
合計4曲を練習する事が出来ました。
こちらもまた、本当に良い経験になりました。
ワガノワで学んだ事を忘れずにこれからも日々精進して参ります。
このような体験ができたのも奈良国際バレエ工房の皆様のお陰です。
本当に感謝しております。
日本はそろそろ本格的に暑くなる頃だと思いますので皆様お身体にご自愛ください。
門馬 美沙希ちゃん お便りをありがとうございます。
1年間のワガノワ留学でしたが、この体験が、今後の成長につながる事を期待しています。
また、近況をお知らせくださいね!